とにかく安く有名なので飲み心地はどうなのかに関心がありました。
原産国はアメリカで、コストコの水
「カークランドシグネチャー ピュリファイドウォーター」
ピュリファイド・ウォーターとは、純粋に(純化)した水と言う意味で、
上記写真のボトルに英記されています。
そして、小さくwith minerals added for tasteと記されていて、
「ミネラル加えて味わいも楽しめます」みたいに、なっています。
日本と違う水は、実際どうなのか?ある意味では楽しみにしていました。
飲んだ感想としては
冷蔵庫にボトルを入れて置いた水を飲みましたが
感想は「普通にいける!」と言うと失礼!かもしれませんが・・。笑
独特の匂いはなく、軟水の部類に入るので
軽量のペットボトルで普通にどこにでも持参していけるくらいの水ではないでしょうか。
価格も手ごろで本数もあり
軽いペットボトルと味も冷やして飲みましたが、なかなか飲みやすくて良いと思います。
もちろん人によっては水も食品も同じように
人によってそれぞれ味、好み、飲み心地感に違いがあるので
一概にみんながみんな飲みやすいとは言えないかもしれません。
硬度は、18.0mg/Lで、
しかも、下記のように賞味期限が記載刻印されています。
20150706 2234
BB 2017.01.03
BBはBest Before、つまり賞味期限の略なので
2017年1月3日までの賞味期限が刻印されています。
また、上段の年月は2015年7月6日の刻印で製造日となります。
(ペットボトルに入れられた日)
約1年半(18ヶ月)の賞味期限を設けてあります。
消費期限ではなく、賞味期限なので
その期間内においては美味しく飲めますと言うものです。
農林水産省は
「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」を定め
地下水等のうち、飲用適の水を容器に詰めた水を
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターなど分類しています。
ミネラルウォーター以外は
『飲用水』又は『ボトルドウォーター』と記載しています。
■ナチュラルウォーター・・
特定の水源から採水された地下水を原水(自然の水=ナチュラル)として、沈殿、ろ過、加熱殺菌のみの処理をされた水であったり
■ナチュラルミネラルウォーター・・
特定の水源から採水された地下水にミネラル分が自然に含有している地下水(自然の水 + 自然のミネラルが含有 = ナチュラルミネラル)を原水とした水に、同様にろ過や沈殿、過熱殺菌のみで処理された水のことを言います。その他余分な処理はしないのです。
飲料水だから自然の水を沈殿物を取り除いたり、ろ過したり、加熱殺菌したりすることで、できるだけ自然の水の状態を飲料水にしているのですね。
■ミネラルウォーター
自然の水に限らず、水道水などを含め、水をろ過したり沈殿物を取り除いたり、過熱殺菌に加えて、ミネラル成分の調整(ミネラルを加えたり)、特定の源泉だけではなく
いくつかの水源から採取してきた水を混ぜ合わせたり、紫外線やオゾンでの殺菌を行う殺菌処理も含めた水になります。
日本と違ってヨーロッパなどの地下水では、水がゆっくり流れている過程の中で、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解した地下水にはミネラルが自然に含まれてくるのですね。
一方、ボトルドウォーターは、字の通りボトルに入っている水として
飲用水に適する水で(水道水、純水、井戸水、蒸留水、河川の表流水等)など
処理方法を特別限定しないで分類しています。
コストコのピュリファイドウォーターは水道水ですが
with mineral added for tasteと表記されていて
味の調整や品質を安定させるため
少量のミネラルの塩化カルシウム、炭酸水素ナトリウムを加えた感じでしょうか。
浄水器(ピュリファイドで純化するなど)を通した水道水のようなイメージです。
また、緊急時における保存食ならぬ
保存飲料として長期保存できるので重宝しそうです。
このあたりは、ロールパンの短期保存とは違うので
急いで飲む必要がないのがありがたいですね。
好きな時に、季節を問わず傍に置いて飲むのも良しです。
本数があるので保管場所の確保が必要なのと
ボトルは薄くベコベコするので持ち運びには潰してしまわないように注意です。
一般的にミネラル(無機質)ウォーターとは、マグネシウムやカルシウムのミネラルなど
100種類の元素がありますが、水素、炭素、窒素、酸素を除いたものがミネラルにあたり
一般の家庭の蛇口から出る水道水には無い成分のミネラルが入っている水になります。
その合わせたミネラルの数量が1リッターあたり
100ml/L 以下のものを「軟水」
100~300ml/Lは「中硬水」
300ml/L以上のものを「硬水」として区分されています。
コストコのカークランドシグネチャー飲料水は、日本の軟水の水に近いと言えるので
馴染みある飲みやすさが感じられたのでしょうか。
また、飲料後のプラスチックボトルは
100%リサイクルの分別になり潰しやすいのですが
ここで、1点気をつけなげばならないのが
ペットボトルのキャップは日本のキャップと違い
とてもキャップ自体の厚みは薄めになっています。
そのため、ボトル水の飲み差しをいつものように
軽くねじ山に沿ってまっすぐに入れないで冷蔵庫にボトルを立てずに横に入れようものなら
もう最悪の状態になる可能性も大いにあり!笑
なぜかと言うと、日本のボトルはキャップの厚みがありますが
このボトルのキャップが薄い分(あちら製の他も多いと思いますが)
ネジ山の厚みも溝も浅く薄いため、まっすぐにキャップを回さないと
横にしたボトルのキャップのネジ山の間から、水がこぼれて大洪水と化すのです。笑
実際、そうなり、その後のこぼれた水の後始末が超大変でした。汗
日本製のボトルやキャップはきっちり締まるのでそうはなっていません。
キャップのまっすぐの締め方に注意が必要です。
(と、言うよりボトルを横にしないのが無難です)
そして、オススメ度は冷蔵で冷やして7~8(10点満点中、独断です!)で
冷やさず夏にそのまま飲むと、6~7で、中よりやや良しです。
ボトルのキャップだけの評価は、2です。ww
コストコのカークランドシグネチャー ピュリファイドウォーターでした。