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目次
コストコのベイリーブス(ローリエ)とは?
ベイリーブス(ローリエ)は、月桂樹の葉を乾燥させた葉っぱそのものの形を、ホールスパイスと言って、月桂樹の葉そのものを乾燥させて原形そのままにとどめるものと、
もうひとつは、例えば月桂樹などのスパイス性のある葉を乾燥させて、細かく粉状にしたパウダースパイス(粉状のスパイス)の2つに大きく分けられます。
その場合、スパイス性の香りが飛びやすいため料理の最後の仕上げで振りかけて香りを出していく感じで使われます。
カレーライスでも最後の仕上げとして専用のスパイスを使うことがあるようにです。
今回は前者の葉の原形をとどめるベイリーブスについて見ていきますね。(下の写真)
上の写真は、2015年当時購入したコストコのベイリーブス(Bay Leaves)(ローリエ)↑
そして下の写真は7年間以上愛用続けて、2022年購入したコストコのベイリーブス(Bay Leaves)(ローリエ)↓
2022年購入したコストコのベイリーブス(ローリエ)の裏面にもこのように記載されています。
ベイリーブスとローリエ(Laurier)は違うの?
厳密には違いがありますが、ベイリーブス(ローレル)として販売されていることも多いのです。
ハーブとしてスパイスの香りを移すことして利用されるものとしては外観や用途は違いがありますが、コストコで販売されているベイリーブスは月桂樹(ローリエ)にあたります。
なぜなら、外観の違いからも分かるのですね。
ベイリーブスとローリエの外観の違いは?
外観の違い、見た目は、葉脈の外観の違いで分かります。
ローレルは葉脈が枝分かれしている様子が写真からも分かります。
一方、ベイリーブスは葉脈が葉の根元からそれぞれ分かれると、真ん中の縦線を中心にして、ほぼ平行に複数走っています。
コストコで販売されているものは、ベイリーブス(ローレル)と、パッケージにも記載されているように、ローレルでありながらも、ベイリーブスとしても使われると考えるのがいいでしょうか。
WHOLEの、ホール(全体の・全部を意味します)は、葉っぱの形(葉 leafの複数形がleaves リーブス)そのものをハーブ・スパイスとして使います。
それが、上の写真に見えるのがホール ベイリーブス(ローリエの葉)ですね。
ベイリーブスの主産地は、ギリシャ、トルコ、カナリア諸島、イタリア、フランス、スペインなど、地中海に面した国やヨーロッパです。
地中海に面した主産地は、香りがより良いとされていますが、このスパイシーな香りは独特で、日本ではちょっと見られないかもしれません。
コストコで購入したベイリーブス(ローリエ)はトルコが原産国で表示は業務用となっていましたが、一般家庭の料理でももちろん使えます。
袋からベイリーブスの葉っぱ1枚を取り出したり、また袋に入っているベイリーブスの香りを嗅いでも、ハーブの優しい香りがします。(多少香りの強みはあるかもしれませんが、日数の経過とともに優しくなっていきます)
例えば、ホールトマトはトマトまるごと缶に入っているのと同様に、ホールリーブスは粉状のパウダーではなく、月桂樹の葉っぱ(ローリエ)そのもの。
触った感覚も乾燥させてあるためパリパリ感が十分で、乾燥した状態であるため日持ちがしますし、全部で何十枚と入って、業務用としても使われることからも分量は50gでたっぷりで十分使えます。
取り出した後は、素材が湿らないように袋の上にジッパーファスナーで閉じて長期の保管ができるようになっていて便利!
開封後は、吸湿、虫害、退色を避けるため、ジッパーで閉じて冷暗所に保管します。
賞味期限は2年間と長く、ずっと使えるのが嬉しいですね。(湿らないように乾燥させてあるのもその要因の一つ)
ベイリーブス(ローリエ)はどうやって使うの?
『月桂樹の葉を乾燥させたホールスパイス』なので、葉の形そのものを残したままで使用しますが、濃厚ではないスパイシーで控えめ、薄めの香りを料理に利用します。
もちろん、スパイスとして料理に使用するため、カレーやシチュー、煮込む料理やブイヤベースなどにも。
魚や肉の臭みを取る場合(煮込みなどは葉をそのものを魚・肉に先に加えて煮込んで、料理が仕上がったら取り去ります)にも利用されています。
例えば、カレーに使用する場合、月桂樹の葉っぱをパキッと割って入れたり、もんでから入れたり、そのまま鍋に入れて、仕上がったら引き上げる感じで使うと、スパイシーな香りが出せます。
この場合、葉を割ることや、もんだりちぎってから入れると、より一層香りが強まります。(上の写真が月桂樹の葉っぱを皿に乗せたところ、枠内の部分は葉っぱを割ってみた)
ただ、長く煮込み入れたまま、ずっと使うと苦みが強く残るので、先に煮込む前に、料理が完成する前にベイリーブス取り出します。
それで香りをカレー内に残し移す感じにもなります。
カレーに使う肉など匂いを消すためや、スパイシーさ残すために、先に油をフライパンに入れ、火で油を温めた後に、ベイリーブスをフライパンなど器に入れて、混ぜながら月桂樹の香りを油に移してから取り出します。
ここで、本料理を始める前にベイリーブスを取り出すのがコツの一つでもあります。(肉の臭みが抜かすため)
この時、ニンニクやおろし生姜を一緒に入れて混ぜると更に、ベイリーブスの香りが引き立ちます。
その後、玉ねぎを入れて、きつね色になるまで焦がさず炒め、さらにジャガイモ、人参も軽く炒めて(絶対焦がしゃダメ。笑)
玉ねぎを炒めて乾燥してくると水を少し入れて焦がさないようにしていきます。
こうしてカレーに入れる素材づくりを事前に完成させていきます。
一言でいえば、ベイリーブスは香りづけも大切なのですが、それと同じくらい大事なのが肉や魚などのニオイ消しですね。
ベイリーブス(ローレル)は、これら食材のニオイ消しや和らげるために使っているとも言えます。
こうして、カレーやスパイス一つをとっても、使用方法は本格的にもなり、また、料理の一つとしても、香りを楽しめ、奥深い香りと味わいになっていきます。
スパイスの利用は人ぞれぞれの使用方法があるため、楽しみ方も色々。
料理のメニュー、素材や使い方、工夫次第で、食卓も香りと味わいが広がりそうですね。
そして、オススメ度は7~8(10点満点中、独断です!)です。
肉や魚料理の仕上がりをより良くするための、はじめの調理には重宝していることからも、2015年から使い始めて2022年現在も魚料理、肉料理などに利用することが多いです。
工夫次第で引き立つ、コストコのベイリーブスホール(ローレル)でした。
まとめ
月桂樹は豚肉や魚などニオイが強い素材に使います。
以外に素材のニオイは和らいでいくため重宝して使うことが多いです。
火をつけてフライパンを温め(IHでも)その後に油を入れて温めた後に、ベイリーブスの葉を入れて油に香りを移します。
後は、豚肉や魚を投入してなじんでいけば、ベイリーブスを取り出す感じでしょうか。
それで結構、ニオイのある素材の臭みが消えていくため便利アイテムの一つとして多用しています。
1袋あれば何カ月ももつため便利ですね。
以上、何かのご参考になれば幸いです。