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時々、ケーキ作りをしてみたくなりますが、今回どうしてもケーキが作りたくて、初めてチョコレートケーキ作りに挑戦してみました!
準備や作り始めるまでは大変ですが、作る途中や出来上がった瞬間はとても楽しいのです。
このチョコレートケーキ、一度は作りたかったケーキの一つになります。
それはクリスマス前に、色々なケーキの販売カタログを目にすることがあると思いますが、ひときわ美味しそうで輝いているチョコレートケーキがあったのです。
実際、本当に注文する寸前までいって、見てみたい、食べてみたいと思ったくらいです。
ツヤがあってとても表面はチョコレートで光り輝いていました。
どの生クリームのケーキも迷うくらい美味しそうなのは言うまでもありません、それならと、チョコレートケーキを実際に作ってみました。
初体験としての挑戦は難易度は少々、高かったのが実感で、実際やってみてチョコレートの取り扱いの慣れは必要でしょうか。
それでも初めての割には自画自賛的に、なかなかの仕上がりになって、なんとか完成させました。(コストコの食塩不使用バターも使用しています)
それで色々分かったことも多かったのは収穫の中で、この初めて作ったクラッシクチョコケーキ、ウイキペディアのチョコレートケーキにあったホテル・ザッハーのザッハトルテに負けていません!気持ちだけは。笑
ただし、ケーキを切ったあとの断面限定です、笑。実際、ホテル・ザッハーのザッハトルテは見たことも食べたこともありませんが、食べてみたいです。
下記の写真が、今回初めて作った『チョコレートケーキ』
三層に分かれていて、ビターチョコではなく、同色のミルクチョコレートクリームを挟んでいます。(後にその断面写真が登場!)外観は、辛うじて決めるところはギリギリ決めました感が・・。
外観表面の滑らかさはイメージを離れて今一つ。(でも愛着はあります、ここが決まれば最高のところでした!)満足度もイメージも、まだまだほど遠い。汗
ただ、作り終えて、やりきったと言う感じで、すがすがしさは残りました。とても大変でしたが、本当に楽しい体験になりました。
今回もチョコレートケーキづくりを少しまとめてみたいと思います。
チョコレートケーキづくり概要
ウイキによると
チョコレートまたはココアパウダーを主要材料に含むケーキである。
ケーキの生地にココアパウダーを混ぜて焼くのが基本で
さらにチョコレートクリームを塗ったもの、表面をチョコレートでコーティングしたもので、フランス語に由来してガトー・オ・ショコラ(ガトー・オー・ショコラ)とも呼ばれる。
材料にはチョコレートが含まれていても、飾りで少量を使っただけでは、チョコレートケーキではない。
本来、上面が割れた感じのガトー・ショコラとは違いますが、ガトー・オ・ショコラ呼ばれているのですね。
今回、作ったのはココア、ビターチョコレートは表面のコーティングに使用して、グラサージュ・ショコラとしてツヤを出して少し輝いています。
また、スポンジ3層と、その3層のスライスケーキに挟み込んだチョコレートクリームにはミルクチョコレート。それに加えてこちらもココアを使用しています。
今回、参考にした明治チョコレートのサイト内にチョコレートケーキ作りのレシピがあるので、参考にしています。
前回の生クリームで作ったクリスマスケーキは18cmの6号でしたが、今回のチョコレートケーキは二回り小さい直径12cmの4号ケーキです。
バレンタインデーにも一人用として食べるのにも手頃の大きさ?で贈ることもできますね。(3~4日間で楽しんで食べられるでしょうか)実際に、1/4カットして、あっと言う間にペロリと完食しました。
チョコレートケーキづくりのレシピ・手順、作るポイントは?
チョコレートケーキを作ってみて分かることがあります。チョコレートは食べるときは固形ですが、作る過程では液体を扱うことになり、それゆえチョコレートケーキづくりの第1のポイントは、チョコレートが固形になりかけてくるかなり前に仕上げてしまうことが一番大切になります。
チョコレートは固まりが早いので時間と作業のコツとの戦いになります。特に表面をコーティングするところなどは滑らかさ・液体性を保ちながら作業していくなど典型的です。
チョコレートケーキづくりの準備と手順は?
チョコレートケーキづくりに限らず、ケーキを作る時に押さえたい点は、作る前の準備を全て整えることです。作る工程のチエックリストを見て、それぞれの容器に分量を計った全ての材料揃えが準備できれば
ケーキ作りの1/3の工程を終えたと言ってもいいかもしれません。
1.上記のようにケーキ作りを始める前の準備。(型に敷くオーブンシートなどの型紙からケーキ完成までの材料)
2.スポンジケーキを作る。(ココアを入れて↓)
今回はチョコレートが必要になりますが、ケーキの型の大きさであったり
人数分の大きさによって材料が変わります。
例えば、バレンタインデーのチョコレートの代わりにチョコレートケーキもいいですね。
バレンタインデーの本命チョコレートは1人分?ならば(贈る・渡す人数分です)
大きさは小さくてもいいので、4号や3号でもいいでしょうか。
(余ったスポンジ生地がもったいないので利用↑)チョコレートやココアは、コーテングやスポンジ、チョコレートクリームなど、思った以上に要りますので、※余ったチョコレートの生地(ボールの縁から寄せ集めたり)は急遽、カップケーキに!(寄せ集め生地を利用↓)
(同時に焼いて、上記の生地が焼けると↑)少し余分に用意するなど、バレンタインチョコレートケーキの大きさを決めます。
スポンジは前回同様に注意して作りましたが、ココアが加わります。(今回もチョコレートケーキのスポンジの高さは約6cmくらいの厚みに!)
3.スライスしたケーキに塗るシロップを作ります。
ブランデーなど追加してもいいですね。今回は前回同様に香りのある、さくらんぼ系のキルシュ酒を少し使いました。刷毛で塗る場合は、シロップに出来るだけスポンジケーキの粒が入らないようにします。
4.ケーキを3等分しました。1.5cmのサイドバーを使ってスライスすると綺麗に断面が切れます。
(型の円周に使ったオーブンシートの高さをもう少し高くしても良かったですね↓)
前回は包丁の長さが足りなくてフルに使えませんでしたが、今回はケーキ専門店のように綺麗な断面に短時間で各1.5cmの厚みに切れます。
ケーキスライスに使うと便利!そしてそこにケーキシロップをケーキの生地の表と裏に軽く塗ります。(前回は、たっぷり塗ってベタベタになったので、その経験が生きています)
5.チョコレートクリームを作ります。
2つのスライス生地の間に入るチョコレートクリームで、ここに一番多くチョコレートを使うことになります。
今回はミルクチョコレートなのでスポンジ生地と同色ですが、色のアクセントを軽く付けたり、苦味がある方がお好みなどビターチョコレートやブラックチョコレートでも濃い茶色の層になるためそうしたチョコレートを選択してもいいですね。
チョコレートは市販されている板チョコでもいいですし、まとまった固まりのチョコレートを購入してもいいでしょうか。
自身はチョコレートクリームは前回チョコレートのテンパリング後にボンボンショコラを作った時と同様に固まりのミルクチョコレートを細かく刻んで使いました。
コーティングはコンビニにもあるブラックチョコレートの板チョコです(1枚50gと思った以上に少なめですね)そして、チョコは生クリームといっしょに使います。
なんと、大事な生クリームが足りない!事前に分かっていたので代用することに。
それで、急遽、生クリームを作りました。牛乳とコストコの食塩不使用のバターを3:1の割合で代用して合わせています。そして不足分の残っていた本来の生クリームを最後に加えます。
これも準備で前もって準備しておいた材料です。(準備の写真にもあるように、計量した牛乳の中に食塩不使用のバターを入れています)
白の生クリーム単独でしたら、ボールに入れて冷やしながら生クリームを7分立てなどに作っていくのですが、チョコレートクリームは冷やしません、むしろ逆に温めて撹拌していくのが違うところです。
ハンドミキサーで撹拌していくと、濃茶が薄くなっていく色の変わり目があるのですが、そのあたりを確認しながらスポンジ生地用の下塗りと、間にはさむチョコレートクリームを作っていきます。
ここで、あまりクリームを固くすると塗った後の修正がききません!
チョコレートが入っているため、通常の生クリームと比べると、早く固まり始まる違いがあるので、そのあたりを意識してチョコレートクリームを作ります。
それだけに、かなり柔らかめに流れ落ちるくらいの6分~7分立てでもいいかもしれません。
次回作るなら6分立てにすると思います。(白の生クリームと違い、リカバリーや修正が効きにくい感じでした)ある意味、慣れも含めて、コーティングなど職人技が必要なところかもしれません。
そして、チョコレートクリームの下塗りを素早くしていきました。白の生クリームより固まりが早くて、修正するのも少し大変でした。(チョコレートの場合は少々技が要ります。汗)
6.ケーキの下塗りから本番のコーティングはグラサージュ・ショコラで!
チョコレートケーキの醍醐味の一つに、コーティングがあります。濃茶に黒光りしたコーティングの美しさには魅了されます。ブラックチョコレート、ココア、グラニュー糖、生クリームなど使用してグラサージュ・ショコラを完成させます。
こちらも素早く作業していかないと固まりやすく、修正も何度もできません。
比較的に粘性の少ない流動性のあるグラサージュ・ショコラをさらっとコーティングすることが大切です。人によりますが、これは何度かやってみないと難しいかもしれません。
自身は1回では無理でした。(できれば一番リハーサルを何度かやりたかったところになります)初めてやってみて、ここと、ここをこうすると言うのが見えてきます。
ここは前回のクリスマスケーキではちゃんとできて、クリア出来たところなのに、と思いつつも実際は出来ていなかったところでもあります。(百均の金箔を散りばめて↓)
できれば、下塗り、グラサージュ・ショコラを塗るのを再度、その前に戻れるアンドウ(ctrl+z)したいところです。汗そうこうしている中で、チョコレートケーキが仕上がってきました。
チョコレートケーキを食べて、味や食感はどうだった?
そうなんですね、外観は良くても中身が・・・の場合もあるわけですから(逆の場合もあります)実際に食べてみてどうなのかは、最も大事なところになります。
そして、自身で初めて作った待望の4号のチョコレートケーキを四等分して食べてみました。
一人で一切れ食べるのですが、初体験でも有ってドキドキものです。せっかくここまで作ったのにダメだったら、などなど一瞬、思いつつも・・
すると・・・
思っていた以上に、なかなか美味しい。甘みはありますし、スポンジのしっとり感もあって
しっかりチョコレートの良さが感じられます。前回作ったクリスマスケーキも良かったですが、更に美味しく食べられました。外観は今一でしたが、味や食感については、ケーキ専門店の味と言ってしまうと、かなり言い過ぎかもしれません。
家族の評判・反応も想定外に良かったです。パティシェ張りの味でしょうか。(言い過ぎ!)
どうなるかと思いつつ、とにかく楽しむことが出来たのが一番良かったです。