プランターに、トマト、なすを植えるべく、培養土が欲しくてコストコで花野菜用かる~い培養土を購入。
プランターにあった土を耕し、溝を掘って、苗を買う前に土づくりから始めました。
「花野菜用かる~い培養土」は、そもそも一体どんな土?なのでしょうか。
「花野菜用かる~い培養土」を使って・・
下の写真のようにミニトマトが鈴なりになりつつあり、その一部が新鮮に朝採れしたのが↓これになります。

目次
花野菜用かる~い培養土はどんな原料の土で、何が軽くていいの?
「花・野菜用かる~い培養土」は、ココヤシピートを主原料としない培養土と比べて40パーセントくらい軽い培養土、それだけココヤシピートは軽い素材ということになります。
そのココヤシピート自体は、あの常夏の島ハワイなどで見られる硬いココナッツ果実の殻の繊維を堆積し発酵させた有機用土でもあるわけです。
ココヤシピート自体、その名前からもココヤシ100%の土で、多孔質(細かな穴が空いている)のため軽く、通気性が良く、さらに保水力あるため、花や野菜など作物の根の発育の良さから土に混ぜて利用されています。
原料 : ココヤシピート、バークたい肥、パーライト、菌根菌など。
40Lの「花・野菜用かる~い培養土」重量が比較的軽いのは、上記の材料で混合された土のため、花や野菜に最適化されています。
40Lの袋の大きさ : 520mm×830mm×100mm
重量 : 約11kgと割と軽めで、持ってもあまり重いとは感じないほど比較的軽め、持つ人にもよりけりですが。
また、菌根菌は植物を強くするための培養土で、植物・作物の根はいろいろな栄養素を吸収する手や足のようなものですが、この菌根菌はその根をサポートする役目があって、リンや窒素など植物に必要な栄養源を根に渡して吸収取り込みやすいようにする根のサポート役のようなイメージです。

元肥入りで、この土があれば多少痩せている土でも、混ぜ入れることで野菜や花の苗を根を通して植物の成長を補助してくれる土なのです。
菌根菌は、植物にとって味方になる微生物でもあって、根だけでは吸収できないチッソ、リン、カリウムを植物に運ぶことで、成長する過程で発生する病原体を防いだり、植物の抵抗力を高めて病気に強い植物にしていく役割も持ち合わせています。
今回、去年はプランター内で花や野菜など栽培しなかったため、今年は野菜を植えるために購入。
土を見直して野菜にやさしい土づくりをすることから取り掛かり、5月中に、トマト、ナスの苗を植える準備を始めました。
トマト、ナスの苗を植える前に準備することは?
花野菜用かる~い培養土を土の上に置いて、その上から苗を植えるだけではいけないため、すべてを花野菜用かる~い培養土に頼る前に、プランターにあった土を先に耕して、土を柔らかくして根が張るように準備をします。
最初に土を耕し、溝を30センチの深さに掘って堆肥や化成肥料を入れて根に直接当たらずに準備するのもいいのですが、今回は30センチ下には何も堆肥を入れずに、既存の土と「花野菜かる~い土」を混ぜ合わせて利用しました。

トマトの場合、根に直接あたると肝心のトマトの実は熟成しない、葉と茎が最初に立派に育っていく可能性があるため、地域や土の条件にもよりますが、溝を掘って元肥(もとごえ)を入れず、後々、苗の育つ様子によって追肥していくようにしました。
そうすることで、最初から一気に育ち過ぎを避けるためです。
そして、野菜も人もいつも会話をして様子を見ながら追肥していきます。
ただ、ナスの場合は反対に堆肥は先に必要になるため後日、掘った溝に堆肥を追加予定でしたが・・
今回は元々あった土に、花野菜用かる~い培養土を混ぜて、堆肥を入れない形で進めました。
混ぜ合わせた後に、埋め戻しをして黒シートをかけて、苗を購入するまでこのままの状態にしておきます。
ナスの苗を植える場合は、元肥が根に付かないように埋め戻す前に入れて置きます。
下の写真はトマトを植えるため、元肥を入れずにシートをしました。
これで、準備万端ですが、あとは苗を購入するまで待ちます。

この後も、5月の連休明けには苗を購入して植えていく予定でしたが、5月連休明けもまだ日中肌寒く気温が下がってきました。
シートをかけているのも土壌を温めておく役割があるため、もう少し暖かくなってくる気配が感じられたら苗を購入へと予定変更しました。
苗選び、トマト、ナス、ミニトマトの苗選びは?葉先や茎が太く葉色が濃い葉が良い?

はい、そのとおりで、苗選びでは、トマト、ナス、ミニトマトの選び方は、葉先や茎が太く葉色が濃い葉を選びます。上の写真の苗、トマト、ミニトマト、ナスを選んで買いました。
トマト、ナスの苗を購入するタイミングがズレると、欲しい品種で残り物の苗を選ぶことになります。
本来、苗を購入するベストな時期は5月のゴールデンウイーク明けです・・
が、今季は明けでも寒い日が続いたため、購入時期をズラして購入。
そうすると、欲しい苗は残り一本でした。汗
他の品種の苗はこれからでもあるため、いっぱいありましたが・・時は少し遅しでした。
トマト、ナスの、おススメの購入する時期は、5月のゴールデンウイーク中が良かったですね。
そして、連休明けの5月半ば過ぎにようやく暖かくなってきたため、ついに、「とまと」、「なす」の苗を買ってきて、上記の土の中に移していきました。

上の写真が今回購入した、トマトの苗ですが、縦長の写真ため90度横に回転。
ミニトマトを含めて3種類のとまとの苗を約50cm弱の間隔で買った鉢ごと外部シートに穴をあけて、暫定的にポリポット鉢のまま土の中に入れてあります。
トマトの苗で「一番花(いちばんか)」は、スクスク育っている証でもあるため購入。

購入した鉢は、最初に水を浸してある器の中に一晩漬けて置いて、翌日に裏庭に苗をビニル鉢のまま移動させました。
このまま3日間ほど水をやらずに、外気に慣れさせています。
あとは、苗を見ながらコミュニケーションがうまくとれれば育っていくと思います。
トマトとナスの苗を植えてから約3週間弱経過しての苗の成長は?
トマトとナスの苗を植えてから約3週間弱経過しました。あちこちのトマトの苗は、どれも一番花が咲き、中にはトマトの実も見え始めました。

トマトの苗を植えてから3週間手前でも、とても小さなトマトの実ができ始めました。
トマトの赤ちゃんです。

トマト、ナスの苗を購入してから約1ケ月経過した後の成長は?
早いもので、トマトもナスの苗もちようど植えてから1ケ月が経ちました。

トマト、ナスの苗は順調に育ってきました。
トマトの実は大きいものでは、上の写真のように約6cm程度の大きさの実をつけているものもありますが、他のトマトの実は、まだまだ大方は小さいままです。トマトの品種によって成長度合いは異なります。

そして、日を追うごとに成長は早いです。

また、別のプランタに植えてあるナスは4cm程度の大きさに育ち、特にトマト、毎日の野菜の成長は早いのを感じます。
花野菜用かる~い培養土 まとめ

花野菜用かる~い培養土は、トマトやナスの苗の根の下に、苗に触れずにそのさらに下にまくのがいいのですが、昨年含めて、土はしばらく利用していなかったこともあって少し土に混ぜ気味に使いました。
本来は、苗の成長とともに追肥していくのがいいのですが、試しに花野菜用かる~い培養土を混ぜました。
毎日、野菜の様子を見ながら支持棒を追加したり、水をやったりと対面しています。
これからのトマト、ナスの苗の成長が楽しみです。
お盆を過ぎても連日鈴なりのトマトの朝採れがおいしい!

追肥をしていくと実のなり方が違うのが実感できますが、あまりに頻繁に追肥すると野菜に悪影響を及ぼします。
そのため、およそ三週間に一度くらいで追肥していくと実が二日、三日で成長していくのが分かります。
オレンジ色のミニトマトに加えて、品種の違う黄色のミニトマトもなかなかおいしく食べられます。
人と同じように栄養素は大切なことが野菜を育てることでも感じます。
水やりは朝晩各一回やって日差しの強い照り返しを水やりで癒していることから、必ずその見返りも実がなる成果となって出てきている感じです。
もうしばらくは、まだまだトマトの実がなってくる様子です。